1月24日(日)に第9回鳴滝倶楽部を催しました。
能「花月」を、いつものように実演を交えて解説をしました。
そして今回は、過去のアンケートのリクエストにお答えして、花月を演能するまでの装束選びから、楽屋での準備をお見せしました。
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鳴滝倶楽部レポート第9弾
烏帽子紐等、細かい物に至までどれを使うか決めます。硬さや長さが微妙に違います。
会場には「紅白段花車文様唐織」を展示しました。
今回は午後の部の申し込みが少なく、取りやめにさせていただきました。折角お申し込みを頂きましたのにお断りをしました方には、大変ご迷惑をお掛けいたしました。お詫び申し上げます。

また、4月に予定しておりました鳴滝倶楽部を延期しました事も、お詫び申し上げます。6月13日(日)に鳴滝能をしました後に、夏に必ず鳴滝倶楽部を致します。その時は何卒宜しくお願い申し上げます。
扇は童扇と言い、菊に流水模様のものを使いますが、少し柄行きが違ったり、地色の金が
違ったりします。
面は喝食(カッシキ)を使います。年齢が少し違ってみえたり、キリッとした感じが違います。
大口という袴は、お尻の部分が膨らむ作りになっています。それを紐を結ぶ事によって作っておきます。

水衣は袖を半分肩の所へたくし上げ、糸で留めておきます。

烏帽子には紐を付けておきます。

面の内側には、小さなフトンを頬とおでこが当たる部分に付けます。役者の顔と面との沿い具合が良い様に、そして、汗が面に付きにくいようにする為です。
まず襟を折ります。
腹込みというフトンを、お腹や胸に入れます。
縫箔(ヌイハク)の襟を重ねます。
胴帯で結び、裾をたくし上げ、足さばきが良いようにします。
大口(オオクチ)を役者の足の長さに合わせて前を決めます。
水衣の後ろをひだを取り、裾の長さを決め、腰帯で押さえます。
後ろを木バネに載せて、後ろの紐を引きます。
水衣の色を選びます。紫或いは紺というように。
お客様の中でお1人だけモデルになっていただき、選んだ装束を着ていただきました。またもう1人、着付けをお手伝いいただける方をお願いしました。.
このような感じに膨らみます。
前もひだを取り、腰帯を蝶々結びにして固定します。
役者は必ず面を押し頂いてから付けます。
面は紐を結び付けている部分以外は、
触ってはいけません。
鬘を結います。片方づつ丁寧に結い、前の人に押さえてもらいます。とても上手にお手伝いいただきました。そして後ろで束ね、元結紐で結びます。
鬘烏帽子を頭に載せ、紐をあごの所で
蝶々結びにします。
扇を持って完成です。
記念撮影をさせていただきました。