2009年11月7日(土)、杉浦能舞台にて、秋の鳴滝能を開催しました。
鳴滝能レポート
開場前の静寂した客席
会場には
「黒紅浅黄段葛屋文様唐織」「鬘扇」
を展示しました。
まず杉浦豊彦による演能曲「熊坂」の解説。そして能装束の着付け実演を、春に引き続き味方團氏のユーモラスな解説付きでお楽しみ頂きました。
襟を折り重ねます。
装束の下には胴着という綿の入ったものを着込みます。この状態を我々は「白くなる」と言います。
胴着と厚板の間にフトンを2枚程入れて丸みを出します。
胴帯で結びます。
足さばきがよい様に、裾をたくし上げます。
後ろは背筋の両端でひだを取ります。
半切(ハンギリ)という袴をはきます。
後ろは木バネに載せます。
このような仕上がりになります。
袷法被をかけます。いつもは袖を捲し上げた状態で着るのですが、今回はわかり易いようにあとで致しました。
後ろはひだを取り、長さも役者に合うように上げ、腰帯で押さえます。
前もひだを取り、腰帯で押さえます。
腰帯は蝶々結びにし、法被をとめます。
袖を綺麗に2つ折りにし、鉢巻でたくし上げます。
面を付け、長範頭巾(チョウハン)を被ります。まず前を良き高さに合わせ、下紐を結びます。
上の部分を押さえ込み、上紐で固定します。
引き続き「熊坂」をご覧頂きました。
このように長刀を持って座っているのは、実はとても腕が辛いのです。
最後は出演者全員ご挨拶に出、演者紹介もさせていただきました。
お陰様で好評のうちに終える事ができました。
次回鳴滝能は、2010円6月13日(日)です。1回目公演は11時始。
2回目公演は14時半始です。よろしくお願いします。
長刀を持って完成です。
撮影タイム!!
「熊坂秘術を奮うならば 如何なる天魔鬼神なりとも 宙に掴んで微塵になし」
「猛き心力も弱り 弱り行きて」