杉浦能舞台
「閑静な住宅街の中の異空間。
    桧の香りが今なお漂う、凛としたたたずまい」
杉浦能舞台は、能観世流杉浦家現当主 杉浦元三郎が、1989年(平成元年)に創建しました。
杉浦元三郎直筆の表札
舞台は総桧造りで、三間四方の本舞台を中心にして、地謡座・後座・橋掛かりを備え、
見所は座敷の襖を開ければ、約100名の収容を可能とする広さを有しております。
お待ち合い
玄関
杉浦家の家紋。丸に一本杉。
本舞台と後座の間上部に付いています。
鏡板

新芽と松笠のつぼみに金を施した、墨絵にて画かれております。
杉浦元三郎が永年温めてきた松の構想を、
武藤彰画伯とのお出会いにより、誠に神さびた風趣に具現されました。
京都御所紫宸殿を出たところの松がモデルになっているとの事です。
武藤彰画伯 画暦
 1937年 京都市立絵画専門学校(現京都芸大)を卒業
 1958年 京都御所内小御所の襖絵「春の野」を描く
 1964年 紺綬褒章を受ける。
 1975年 英国エリザベス陛下への献上画「新緑の石庭」を制作
 1980年 東大寺華厳経扉絵に「山桜」を描く
 1981年 竜安寺新築仏殿天井に衆生救済の「龍」を描く
鏡板の松と竹
橋掛かりより見所をのぞむ。
見所と座敷。襖を開ければ、
約100名の収容を可能とする。
TOP
炉。座敷には炉が切ってあり、茶事も行える。
蛭釘(ヒルクギ)。裏千家では3月に炉の五徳を除けて、釣釜を鎖を掛けて吊るす。その為の釘。
見所から庭を望む(秋には紅葉が美しい)。
舞台照明(舞台を均一に照らせるよういくつもの照明器具が取り付けられている)。
ここより、杉浦能舞台ならではの仕掛けを公開します。
ロープ掛け

夏に行われる能装束の虫干し。その時は舞台一面に所狭しとロープが張り巡らされる。
離れて見ると気が付かない程違和感なく舞台に溶け込んでいますが、よく裏側を見ると
ロープが引っ掛けられるようになっています。
地謡座・橋掛かりの欄干が取り外せるようになっています。これも虫干しの時に便利なようにです。
舞台が年月を刻むにつれ、板に色の深みが増しているのがよくわかります。
床下収納(洋風家屋の台所に見られる床下収納を舞台見所の下に造りました。
普段使わない虫干し用ロープ・絨毯等がしまってあります)。 
稽古用鏡

稽古をする時に自分の姿全体を見れるように
取り付けられた、可動式の鏡。
左右に襖のように動きます。 
障子

この写真だけ見ると何ともありません。しかし、普段は板壁のようになっている扉を開けると自然光差し込む窓があります。他にもこのような場所が造ってあります。
杉浦能舞台アクセス

嵐電鳴滝駅下車、徒歩2分。
※駐車場はございません

〒616-8237 京都市右京区鳴滝瑞穂町1 杉浦能舞台 
Tel&Fax : 075-465-0821 E-mail : info@noh-sugiura.com