杉浦豊彦について杉浦豊彦について

能楽師 観世流 シテ方

一九六二年 京都に生まれる。杉浦元三郎 長男。
祖父 杉浦家初代 義朗は、二十五世宗家より雪号を与えられ「友雪」(ゆうせつ)と名のる。また祖母は、京舞井上流 人間国宝 四世井上八千代。
一九六六年 三歳で、「鞍馬天狗」にて初舞台以来、父 杉浦元三郎 及び、伯父 片山幽雪(博太郎)に師事し、名子方と評される。
また、一九七一年 八歳で「岩船」にて初シテをし、成人までに「鷺」「石橋」「乱」という重習曲を始め、シテ二十五番演能する偉業をなしている。
その後、 一九八四年 二十一歳で二十五世宗家観世左近に内弟子入門し、芸と人間形成の修行に励み、一九八九年独立。
現在は二十六世宗家観世清和に師事し、これまでに「道成寺」「翁」「望月」「正尊」「安宅」「求成」「砧」「卒都婆小町」の開曲を始め 一三〇曲、 のべ二四〇番の演能を果たし、迫力とキレのある型で定評あり。
また 杉浦家一門を指導し、 『杉浦定期能』の運営はもとより、京都観世流の中核として活動を行う中、 公益社団法人京都観世会理事を始め、公益社団法人能楽協会常議員・京都能楽会理事と数々の役職を歴任し、若手の指導・育成にあたる。
自身の研鑽・能の伝承・普及・発展の為に行ってきた『杉浦能公演 』は今年で三十七年目となる。
そして、日本文化の源流である能楽に関する知性を深めてもらう為、京都・大阪・姫路・宍粟・広島・奈良で仕舞・謡の稽古教室を開くほか、京都女子大学能楽部の講師も勤める。
さらに新しい客層を開拓するべく、初心者にやさしい公演として『鳴滝能 』を開催 。また能が楽しくなる ・能が見たくなる体験講座として『鳴滝倶楽部』 の企画・公演もしている。
今後は日本のみならず世界へ能を発信していく為、アメリカのデトロイト・ ヒューストンでの「土蜘蛛」の演能を始め、インド・オーストラリア・ヨーロッパ各地の海外公演にも積極的に参加している。

1962年 京都に生まれる。杉浦元三郎 長男。
祖父 杉浦家初代 義朗は、25世宗家より雪号を与えられ「友雪」(ゆうせつ)と名のる。また祖母は、京舞井上流 人間国宝 4世井上八千代。
1966年 3歳で、「鞍馬天狗」にて初舞台以来、父 杉浦元三郎 及び、伯父 片山幽雪(博太郎)に師事し、名子方と評される。
また、1971年 8歳で「岩船」にて初シテをし、成人までに「鷺」「石橋」「乱」という重習曲を始め、シテ25番演能する偉業をなしている 。
その後、 1984年 21歳で25世宗家観世左近に内弟子入門し、芸と人間形成の修行に励み、1989年独立。
現在は26世宗家観世清和に師事し、これまでに「道成寺」「翁」「望月」「正尊」「安宅」「求成」「砧」「卒都婆小町」の開曲を始め 130曲、 のべ240番の演能を果たし、迫力とキレのある型で定評あり。
また 杉浦家一門を指導し、 『杉浦定期能』の運営はもとより、京都観世流の中核として活動を行う中、 公益社団法人京都観世会理事を始め、公益社団法人能楽協会常議員・京都能楽会理事と数々の役職を歴任し、若手の指導・育成にあたる。
自身の研鑽・能の伝承・普及・発展の為に行ってきた『杉浦能公演 』は今年で37年目となる。
そして、日本文化の源流である能楽に関する知性を深めてもらう為、京都・大阪・姫路・宍粟・広島・奈良で仕舞・謡の稽古教室を開くほか、京都女子大学能楽部の講師も勤める。
さらに新しい客層を開拓するべく、初心者にやさしい公演として『鳴滝能 』を開催 。また能が楽しくなる ・能が見たくなる体験講座として『鳴滝倶楽部』 の企画・公演もしている。
今後は日本のみならず世界へ能を発信していく為、アメリカのデトロイト・ ヒューストンでの「土蜘蛛」の演能を始め、インド・オーストラリア・ヨーロッパ各地の海外公演にも積極的に参加している。

杉浦豊彦
職業 能楽師 観世流 シテ方
生年月日 1962年9月11日
主宰団体 集杉会
メディア情報 『京都観香』 宝島社発行 生島あゆみ著
南十字星 2016年5月号
月刊福祉 2011年11月号

杉浦後援会のご案内杉浦後援会のご案内

杉浦後援会は、“能楽”の伝承・普及・発展を図る、杉浦豊彦・杉浦悠一朗を支援していただく会です。
会員様には春の公演、秋のつどいにご招待いたします。ご入会をご希望の方は、こちらの申込用紙にご記入の上、FAXまたは郵送、メールにて送付してください。後日、杉浦後援会事務局よりご連絡させていただきます。

郵送 :〒616-8237 京都市右京区鳴滝瑞穂町1 杉浦後援会事務局
 075-462-2665  toyo@noh-sugiura.com

春の公演

元三郎五番能(高砂八段之舞・経正替之型・羽衣彩色之伝・恋重荷・猩々乱置壷)、全曲開曲(記念能として関寺小町)、東本願寺・西本願寺国宝能舞台での演能、豊彦独立10周年、元三郎斯道60年、悠一朗初シテ、仁也初舞台、元三郎古希記念演能、友雪23回忌追善能など。

秋のつどい

知恩院・天竜寺・南禅寺・相国寺・大徳寺やKBSホール・琵琶湖ホール・池坊学園ホール・全日空ホテル等での演能・講演や食事会。
2004年は小野小町ゆかりの髄心院近くの醍醐交流会館にて、素謡通小町と装束付仕舞草子洗小町の間に、川村学園女子大学教授、今関敏子氏をお招きして「色好みの流浪」と題し、元三郎・豊彦とで三者対談を行いました。

概要

設立 昭和56年4月
目的 杉浦豊彦・杉浦悠一朗の芸の大成と、伝統芸能たる「能楽」の正しい伝統発展を図るとともに会員相互の親睦ならびに情操の向上にすることを目的とする
事業 1.杉浦豊彦・杉浦悠一朗の演能
2.能楽に関する講演会・座談会
3.会員相互の親睦会
4.その他本会の目的達成に必要な事業
年会費 特別会員 (1口) 15,000円
正面当日指定席にて春の公演にご招待。
秋のつどいにご招待。
杉浦後援会オリジナルグッズを贈呈。
正会員   (1口) 10,000円
脇正面・中正面当日自由席にて春の公演にご招待。秋のつどいにご招待。
法人会員  (1口) 40,000円
1法人3名様を特別会員待遇でご招待。